「FXチャートってなに?」
「FXチャートの見方がわからない・・・」
「初心者におすすめのテクニック分析はあるの?」
このような悩みを抱えたFX初心者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
FXチャートを見るのは難しそうで、今後価格をどう予想すればいいのかわからなくなってしましますよね。
そこで今回は、FXチャートの見方を初心者にもわかりやすく解説していきます。
また、テクニカル分析の種類や注意点についても詳しくお伝えしていますので、これからFXを始める初心者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
FXチャートとは?
FXチャートとは、過去の為替相場の動きをグラフに表したものをいいます。
このFXチャートがあるおかげで、為替相場の動きを視覚的にわかりやすく表現することができます。
そのため為替相場のトレンドやパターンなどを見極めて今後の価格を予想するテクニカル分析には必要不可欠なものとなっています。
FXチャートは、「ドル/円チャート」「ユーロ/ドルチャート」「ユーロ/円チャート」など、通貨ペア毎に表示させることができます。
FXチャートから値動きを予測するテクニカル分析
FXチャートで表示される過去の値動きから将来の価格を予測することをテクニカル分析といいます。
テクニカル分析は、FX以外にも株や商品先物、仮想通貨などにも利用することができます。
そしてこのテクニカル分析には様々な種類が存在し、それぞれに適切な使い方があるので、ひとつひとつ覚えていくことが重要です。
それでは、テクニカル分析の種類を詳しく見ていきましょう!
FXチャートとテクニカル分析の種類
FXチャートの種類には以下のようなものが挙げられます。
ローソク足
ラインチャート
バーチャート
平均足チャート
このように様々なFXチャートが存在し、その中でも日本生まれの「ローソク足チャート」は世界中のプロトレーダーから利用されている人気チャートとなっています。
次に、テクニカル分析の種類には以下のようなものが挙げられます。
移動平均線
ボリンジャーバンド
MACD
RSI
ストキャスティクス
この5つのテクニカル分析は、FX初心者にもおすすめできるものとなっています。
どれも簡単な見方で売買サインを探ることができるため、ぜひ活用していきましょう!
FXチャートとテクニカル分析の見方
それでは、上記でご紹介したFXチャートをテクニカル分析において、最も多くの投資家に利用されている「ローソク足チャート」と「移動平均線」の見方を簡単に説明していきます。
ローソク足チャート
FXチャートで最も利用されているローソク足チャートは、「始値」「終値」「高値」「安値」の4つの価格で表示されており、その見た目がローソクに似ていることから名付けられました。
そして始値よりも終値が高いローソク足を「陽線」、終値よりも始値が高いローソク足を「陰線」と呼びます。
陽線が続けば上昇トレンド、陰線が続けば下降トレンドといった見方をすることができます。
移動平均線
テクニカル分析で最も利用されているといっても過言ではない移動平均線は、相場のトレンドをつかむことを目的として開発さえた指標です。
上記のFXチャート上に指定の期間を設定して表示させることができます。
基本的な移動平均線の見方としましては、ローソクが移動平均線を上抜ける「ゴールデンクロース」で買い、ローソク足が移動平均線を下抜ける「デッドクロス」で売り、となります。
実際のチャートを見て確認してみましょう。
まずはゴールデンクロスを見てみましょう。
少しわかりにくいですが、赤い短期線が青い長期線の下から抜けていることがわかります。
この場合は、上昇トレンドと判断することができ、ゴールデンクロスをサインに、買い入れることで、利益を得ることができる可能性があります。
次にデッドクロスを見てみましょう。
短期線が長期線の上から下に抜けていることがわかります。
デッドクロスの場合、下降トレンドと判断することができるので、売りを入れておくことで利益を得られる可能性があります。
このようにどちらも簡単な見方で将来の値動きを予測するための参考にすることができます。
ただし、実際にトレードをやっているとわかりますがゴールデンクロスかと思ったら、ゴールデンクロスじゃなかった(一般的にいう「ダマシ」)なんてことはよくあります。
結局は将来のことは誰もわからないので、あくまで予想するための一つのツールとして考えておいた方が良いかと思います。
FXチャートの注意点
FXチャートに現れるダマシに注意!
FXチャートには、ダマシと呼ばれる偽物の売買シグナルが発生します。
ローソク足や移動平均線などで発生するダマシの通りにトレードを行ってしまうと、大きな損失を被ってしまう可能性があります。
FXチャートを利用するのであれば、いかに、ダマシを回避できるかどうかが重要なポイントになります。
そんなダマシを回避するには、1つのテクニカル分析だけを信じてとりひきするのではなく、いくつかのテクニカル分析を利用して複合的に判断するといいでしょう!
機関投資家にも気を付けよう!
FXチャートの見方には、銀行や投資ファンド、保険会社、年金機構など、機関投資家の動きにも気を付けておく必要があります。
このような機関投資は、個人投資家と比べると大量の資金を利用して相場に影響を与えてくることがあります。
そのため前述のダマシを作り出し大きな利益を上げることもできるので、私たち個人投資家もその流れを読んでトレードすることが重要です!
年末年始やお盆のような通貨ペアの取引が少なく、値動きが小さい時に、ヘッジファンドが売りを入れて、通貨を暴落させるなんてこともあります。
FXチャートの見方 まとめ
今回ご紹介したFXチャートの見方を習得すれば、初めてFXを取引する方でも優位性の高いトレードが行えます。
また、記事後半でお伝えしたダマシや機関投資家にも注目することで、大きな損失を回避することもできるでしょう!
それでは、今後あなたのFXトレードにおける収益がUPすることを心より願っております。