FXを始めたばかりの時に、初心者が必ずぶつかる壁は「損切り」ではないでしょうか。
多くの人が損切りをすることができず悩んでいたり、そもそも「なぜ損切が必要なの?」と疑問に感じているかもしれません。
そこで、今回は「FXで損切りができない理由」と「損切りが必要な2つの理由」について、詳しく解説していきたいと思います。
この記事でわかること
・FXで損切りができない理由
・損切りが必要な2つの理由
FXで損切りできない理由とは?
FXを始めたばかりの初心者の大きな悩み、、、それは「損切りができない!」ということですよね。
なぜ損切りをすることができないのか?
人間は得をする喜びよりも損する苦痛の方が大きく感じる生き物だからです。
FXで損切りできない理由
人間は損をしたくないという心理が強いから
これを裏付けのが「プロペスト理論」です。
プロスペクト理論とは、一言でいうと「人間は損するのが嫌い」ということです。
投資において初心者がとりがちな行動は含み損は大きくなっても耐えれるけど、含み損は早く利益を確定させたくなるというものです。
私もトレードを始めたばかりの時は、損切りをするのが本当に苦しかったです。
というより、損切りできませんでした。
しかし、FXにおける損切りの重要性に気付いてからは、きちんと損切りをするようになりました。
FXで損切りが必要な2つの理由
FXで損切りが必要な理由を解説していきます。
損切りが必要な理由を解説していきます。
損切りが必要な理由を解説していきます。
損切が必要な理由を読むことで「損切りをしないことが損であること」が理解できるかと思います。
FXで損切りが必要な理由は次の2つです。
損切りが必要2つの理由
①大損を防ぐことができる
②資金効率が良くなる
それでは詳しく説明していきましょう。
①大損を防ぐことができる
損切りが必要な1つ目の理由は、「大損を防ぐことができるから」です。
多くの人は相場に波があるから、いずれポジションをとった価格に戻ってくるだろうと考えてしまいますがちです。
含み損に耐えられるような莫大な資金があればいいのですが、多くのトレーダ-の資金は有限です。
この記事を読んでいるあなたも限られて資金でトレードをしているのではありませんか?
それなら、損切りを徹底したほうがいいです。
②資金効率が良くなる
損切りが必要な2つの理由は、「資金効率が良くなるから」です。
含み損を抱えているということは、ポジションを保有するための必要証拠金が必要になります。
その証拠金は、ポジションを保有するための必要証拠金が必要になります。
その必要証拠金は、含み損を抱えている期間に絶好のトレードチャンスが来ても、トレードできない可能性があるということです。
具体例で示してみましょう。
次のような設定を想定します。
・初期投資額10万円
・ドル円110円
・2lotのポジション保有(10,000通貨×2)
この場合、1lotあたりの必要証拠金は44000となるので、2lotであれば必要証拠金は88000円必要となります。
そうなると、新しい投資に回せるお金は、次のような計算で12,000円しかありません。
初期投資額100,000円ー必要証拠金88,000=使えるお金12,000
10,000通貨単位のFX会社であれば、12,000円で取引できる通貨ペアはほとんどありません。もちろんドル円も無理ですよね。
せっかくの絶好のトレードチャンスを逃すことになるのはもったいないですよね?
したがって、資金効率を向上させるためにも、損切は必要だということです。
損切りができるようになる方法
損切りの重要性は分かったけど、どうしても自分の意志で損切りができない場合どうすればよいのか?
それは、「ポジションを取ったときに損切り注文(逆指数)を入れる」ことで解決することができます。
そして、一度入れた逆指数は絶対に動かさないでください。
一度逆指数値を動かしてしまうと、損切ができなくなってしまいます。
損切をする場合は、エントリーの時に予想していた相場の動きと逆の動きをしているわけですから、あっさり損切りしちゃいましょう。
まとめ
以上が損切りに関する基礎知識になります。
損切ができるようになれば、中級~上級トレーダーへの一歩を踏み出したことになります。
最後に、この記事の内容をおさらいすると次のとおりです。
FXで損切りできない理由
人間は損をしたくないという心理が強いから
損切りが必要2つの理由
①大損を防ぐことが
②資金効率が良くなる
勝てるトレーダーになるために、まずはあっさりと損切りすることを覚えるようにしましょう。