「FXの経済指標ってなに?」

「経済指標の読み方を教えて!」

「経済指標の見方がわからない・・・」

これからFXを始める初心者の方は、経済指標の見方や考え方で悩んでいるのではないでしょうか。

FXトレードに経済の状況を数値化させた経済指標を活用することで大きな利益を上げることも可能です!

そこで今回は、FX初心者に向けて経済指標の見方、読み方を徹底解説いたします。

また、記事後半では経済指標に関する注意点も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

FXに関する経済指標とは?

FXのファンダメンタルズ分析で重要となる経済指標は、雇用や金利、貿易、物価など、様々な経済の構成要素を数値化した指標となっています。

経済指標には様々な種類があり、世界各国にて日々多数の経済指標が発表されています。

FXにおいて経済指標は、取引する通貨ごとに合わせて選別することが重要で、より相場に影響が大きいものを見つける必要があります。

また、経済指標は予め発表スケジュールがわかるため、将来価格の方向性を予測する上で役立つ判断材料といえるでしょう。

FXに関連する経済指標の読み方は?

経済指標を読み解くには、取引する通貨に影響があるものを見つけなければなりません。

ただ、基本的にはアメリカの経済指標が相場に与える影響が大きく、次項で紹介する経済指標の重要度の高いものに注目しておけばいいでしょう。

なぜなら世界の基軸通貨は「ドル」となっており、現在でも圧倒的に「ドル」の取引量が多いからです。

その他には、アメリカに続いて通貨の取引量が多い「ユーロ」や「円」絡みの経済指標を押さえておくといいでしょう!

FXに関連する経済指標の種類と重要度

それでは、実際の経済指標の種類を紹介しています。

重要度は1~5段階で数値化していますので、ぜひあなたのFXトレードに活用してみてください!

メモ
①米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)・・・重要度★5
②FOMC・・・重要度★5
③ISM製造業景況指数・・・重要度★4
④ISM非製造業景況指数・・・重要度★4
⑤GDP(国内総生産)・・・重要度★4
⑥消費者物価指数(CPI)・・・重要度★3
⑦日銀金融政策決定会合・・・重要度★5
⑧ECB政策金利発表・・・重要度★5
⑨BOE政策金利発表・・・重要度★5


①米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)・・・重要度★5
アメリカの雇用に関するいくつかの経済指標をまとめた指標となっており、注目度の高さから「キングオブ経済指標」と呼ばれるほどです。


②FOMC・・・重要度★5
アメリカの金融政策の決定を行う会合となっており、雇用統計に続いて注目度が高くなっています。       


③ISM製造業景況指数・・・重要度★4
ISM(全米供給管理協会)が実施している製造業以外の売買担当役員へのアンケート結果を指数化したもので、注目度は非常に高くなっています。


④ISM非製造業景況指数・・・重要度★4
ISM(全米供給管理協会)が実施している製造業以外の売買担当役員へのアンケート結果を指標化したもので、注目度は非常に高くなっています。


⑤GDP(国内総生産)・・・重要度★4
経済成長や景気動向を総合的に判断できる指標となっており、注目度と市場影響度も共に高くなっています。    


⑥消費者物価指数(CPI)・・・重要度★3
インフレ系の最重要指数となっており、小売り・サービス価格の変化を表します。                 
                   

⑦日銀金融政策決定会合・・・重要度★5
日本銀行による金融政策の結果発表と地裁会見に大きな注目が集まります。                 


⑧ECB政策金利発表・・・重要度★5
欧州中央銀行による金融政策の結果発表と地裁会見に大きな注目が集まります。                       


⑨BOE政策金利発表・・・重要度★5
英国の中央銀行による金融政策の結果発表と地裁会見に大きな注目が集まります。               

FXに関連する経済指標の注意点

経済指標を利用する際には、いくつかの注意点も挙げられます。

基本アメリカの経済指標が軸となる

アメリカが発行している米ドル、世界の基軸通貨としての役割があります。

そのため基本的には、アメリカ経済指標が1番注目度が高く、相場に与える影響もそれだけ大きくなっています。

ほかの国の経済指標も重要度が高いものは気を付けなければなりませんが、アメリカの重要度が高い経済指標には気を付けておきましょう。

もし経済指標発表前後にトレードするのであれば、しっかりと損切りラインを徹底するなど厳格な取り決めを行ってくださいね!

経済指標のサプライズには要注意!

経済指標では事前に市場予想が行われますが、実際の数値との乖離が大きければ大きいほどサプライズとなり、値動きが大きくなる傾向があります。

このように経済指標でのサプライズによって思っていた方向とは逆に値が走ってしまうと大きな損失を被ってしまいます。

事前に何かサプライズが起こりそうな予感がするのであれば、取引を控えるなどリスク管理を徹底するようにしましょう!

また、自分の予想に自信が持てないのであれば、経済指標を避けてトレードすることをおすすめします。

FXに関連する経済指標まとめ

今回ご紹介した経済指標を見方、読み方を理解すれば、あなたのトレード判断能力を高めることができます。

また、経済指標の重要度を参考にすることで、予めどの程度価格が動くのか予想することもできます。

これから経済指標に合わせてFXを取引するのであれば、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!

重要な経済指標はこのサイトのTOPにまとめてあるのでぜひ見てください!

それでは、今後のあなたのFXトレードにおける収益がUPすることを、心より願っております。