FXの取引を始めようと思っても、「大きな資金が必要」とか「借金を背負うのが怖い」といったマイナスイメージを持つ人が多くいます。
実は10万円以内の小額から始めることができる投資になります。
低リスクで投資を行えるにもかかわらず、マイナスなイメージを払拭できずFXは怖いものというイメージが先行しているのです。
この記事ではFX初心者が少額でFXをするメリットと、どのように始めていけばいいかを詳しく解説していきます。
この記事に書いてあること
①FX初心者が少額資金で始めるべき理由
②少額取引の始め方
③少額でFXを始められるFX業者
この記事を読むと
①10万円以内の資金でFX取引をするメリットがわかる
②少額投資でどのように利益を出すのかがわかる
③自身に適した少額投資のできるFX業者がわかる
FXを10万円以内の少額で始めるべき理由
結論から言うとFX投資を始めるのに大金はいりません。
現在トレーダーとして活躍している人たちも最初は少ない資金から初めて来た人がほとんどです。
そこで知識や分析力を身に着けて大きなお金を動かせるようになっています。
FXを始めようと思っている人やFXを始めて間もない人であればまず少額の資金から始めることをおすすめします。
まずはしっかりと知識を身に着け、確実に利益を出せるようになることが重要なのです。
FXは95%以上の人が1年以内に退場している
FXをはじめて1年以内に95%の人が退場しているのが現状です。
ここでいう退場はFX取引をやめてしまうことを指します。
通常FXではエントリーするポイントから上がるか下がるかを予想します。
そこで値札をつけて利益にしていく仕組みです。
単純な仕組みにもかかわらずほとんどの人が1年を持たずにFXをやめてしまっているのです。
そこには自己資金を使った投資であるということが影響しています。
FX退場の原因
①資金管理
②メンタル管理
資金管理ができずに退場
FX初心者に多い退場の要因は資金管理にあります。
資金管理とは1度のエントリーでどれだけのお金を使うかということです。
少しのエントリーで負けを拾ってしまうと大きく損した気持ちになります。
その損失を1発で取り返したいとう気持ちが出て、大きな額でポジションを持ってしまう傾向にあるのです。
それで勝てたときは良いですが、大きく負けてしまうと一瞬にして資金を溶かしてしまいます。
メンタル管理ができず退場
FXは投資であるのにもかかわらず、負けが続きお金が徐々に減ってくるとメンタルを崩してしまいます。
メンタルを崩してしまうと、期待値の低いポイントでエントリーしてしまったり、適当に上がるだけだろう下がるだろうと、うまく分析できないポイントでエントリーしてしまいます。
メンタルが崩れて分析不足になり、ギャンブルのような取引を行ってしまうことから資金を溶かしてFXをやめてしまうのです。
FXを始めるなら余剰資金で始めよう
3年かけて貯めた貯金が200万円あるとします。
その200万円をすべてFXにつぎ込んで取引を行うと、負けた時にFXの中だけでなく自身の生活に大きな損失を負うことになります。
そのためいきなり大きなお金で取引をすることはおすすめできません。
一攫千金を狙って一度に大きなお金をつぎ込んでしまうと、負けた時にまたお金を貯める現実と向き合わなくてはならなくなります。
あくまでも余剰資金で行うことが重要です。
余剰資金で取引を行えば仮に負けてしまっても再起が可能です。
最初は少額で始めて知識量と時間をかけて資金を増やしていけば、後に大きな利益へとつながるのです。
10万円以内でFXを始めるには!?
10万円以内の資金でFXを始めるには、少ない資金で始めることができるFX業者選びが重要になります。
業者によって最低取引の基準には違いがあるので注意が必要です。
最低の取引基準が高い業者を選んでしまうと10万円以内の資金で始めることができません。
10万円以内で始めるための取引数量とおすすめのFX業者について解説します。
1000通貨単位での取引から始める
少額でFX取引を始めるには1000通貨単位の取引をする必要があります。
1000通貨とは金額に直すと約10万円分です。
1米ドル約106円 1ユーロ約116円 1豪ドル約70円(2020年5月時点)
といったように1000通貨の取引というのは日本円で約10万円分の取引を行うことができることになります。
またレバレッジをかけることでさらに少ない金額で1000通貨の取引ができます。
米ドルが106円の時レバレッジを25倍かけて1000通貨の取引をすると
106円×1000米ドル(11000通貨)÷25=4240
つまり最低4240円あれば1000通貨の取引ができるという仕組みになります。
1000通貨単位を選ぶべき理由
FX初心者が少額で始める場合に1000通貨単位を選ぶべき理由は2つあります。
1000通貨単位を選ぶべき理由
①リスクを低く抑えることができる
②ロット数の調整によりレバレッジを調整しやすい
10000通貨単位でFXを始めると、1000通貨の取引に比べ10倍になりますが損失も10倍にもなってしまいます。
例えば10000通貨単位でドル円の取引をすると約44000円の証拠金が必要です。
しかし、1000通貨単位であれば約4400円程度の証拠金があれば取引が可能となります。
また、1000通貨単位の取引を行うことは、ロット数の調整をすることでレバレッジを調整しやすくなるのです。
10,000通貨での取引では初期投資10万円あっても1lotか2lotでの取引しかできません。
以上のことから少額の資金でFXを始めるには1000通貨単位で行うことをおすすめします。
リスクを最大限に抑え、レバレッジをかけた取引ができるのです。
1000通貨単位の取引ができるFX業者
会社名 | 口座開設 | 通貨単位 |
GMOクリック証券 | 無料 | 1,000通貨 |
ヒロセ通商 | 無料 | 1,000通貨 |
トレイダーズ証券 (みんなのFX) | 無料 | 1,000通貨 |
GMO外貨 | 無料 | 1,000通貨 |
外為どっとコム | 無料 | 1,000通貨 |
LIGHT FX | 無料 | 1,000通貨 |
ヒロセ通商(LIONFX)
会社名 | 手数料 | 通貨単位 | 通貨ペア | サポート体制 | キャンペーン |
ヒロセ通商 | 無料 | 1,000通貨 | 54通貨 | 平日24時間 | 最大100万円 +2,000円 |
まとめ
FX未経験や初心者は10万円以内の取引を行うことにより、低コストでFXの知識を身に着けることができます。
デモトレードという方法もありますが、実際に自分のお金をかけてみることによって責任感が生まれ慎重な取引したり、分析方法を身につけることができるのです。
まずは少額から始めて、利益が重なったら取引額を増やしていくことが重要です。
そうすれば最終的に大きな利益を上げることができます。最初は焦らずコツコツと利益の追求にこだわることが大切です。