「RSIってどんな指標なの?」
「RSIの正しい使い方が分からない・・・」
「RSIをFXに活用したい!」
FXで結果を出せておまおトレーダーの中にはこのRSIといった指標が気になっている方も多いのではないでしょうか。
RSIを利用すれば、相場における「買われ過ぎ」「売られすぎ」を判断することができ、適切な売買ポイントを探ることができます。
そこで今回は、FXにおすすめのRSIの使い方や設定方法、注意点など、詳しく紹介していきます。
FXで使えるRSIとは?
RSIは、1978年にアメリカの証券アナリスト「J.w.ワイルダー」によって開発されました。
RSIは「Relative Strength Index」の略称で、日本語に訳すと「総体力指数」となっています。
数あるテクニカル分析の中ではオシレーター系の指標に分類され、相場の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断することができます。
このRSIはある一定期間の値動きに対して現在の変動幅がどの程度の割合なのかを0~100%の数値で示しています。
そして50%を中心として、50%以上なら過去一定期間内では買い圧力が強いと判断し、50%以下なら過去一定の期間内では売り圧力が強いと判断することができます。
また、この数値が70%以上であれば「買われ過ぎ」、30%以下であれば「売られ過ぎ」とみることができます。
FXでのRSIの使い方
FXでのRSIの使い方は単純で、70%以上であれば買われ過ぎと判断することができますので「売り」、30%以下であれば売られ過ぎと判断することができますので「買い」、といったように逆張り的に使用することができます。
このようにとてもシンプルな売買手法となっていますので、FX初心者でも簡単に活用することができます。
また、RSIはレートが一定の価格帯を行き来する’’レンジ相場’’では何度も売買シグナルが発生しますので、上手くハマれば効率よく利益を上げることができるでしょう!
FXでのRSIの設定方法
FXでRSIを使用するのであれば、一般的には使用されている期間「14」がおすすめです!
なぜなら多くの投資家はこの数値を利用している傾向にありますので、その分価格が反応しやすい特徴があるからです。
また、この他にも「9」「22」「30」などの期間も使用されていますので、あなたの投資スタイルに合わせて変更してみてくださいね!
RSIと相性の良いテクニカル分析
RSIは、主にレンジ相場で力を発揮するテクニカル分析となっていますので、トレンド系の指標と合わせて使用すると効果抜群です。
RSIと合わせて使用するテクニカル分析のおすすめは、「移動平均線」「MACD」「ボリンジャーバンド」などがあげられます。
どれもトレンドの指標となっていますのでRSIと組み合わせることでお互いの弱点を補うことができます。
また、トレンド系の指標だけでなく水平線やトレンドラインといったサポートライン・レジスタンスラインと組み合わせることで、より優位性の高いトレードを行うことができるでしょう。
実際の使い方では、RSIが70%以上で尚且つサポートラインに接近している場合のみ「売り」、RSIが30%以下で尚且つレジスタンスラインに接近している場合のみ「買い」となります。
このように複数のテクニカル分析を組みあわせることで、トレードにおける判断能力を高めていきましょう!
RSIの注意点
RSIは非常に優れたテクニカル分析となっていますが、いくつかの注意点も挙げられます。
価格と逆行する「ダイバージェンス」
RSIには指標が価格と逆行する「ダイバージェンス」という現象が起こります
★memo
ダイバージェンスとはオシレーター系指標を示す方向が実際の相場と逆行している現象のことをいいます。ダイバージェンスはトレンドの弱まりを知らせてくれるので非常に便利です。
このダイバージェンスが起こると、かなりの確率で相場が反転する傾向が見られます。
例えば、価格は最高値を更新しているのにRSIは数値が下がっているときや、価格は最安値を更新しているのにRSIは数値が上がっている時があります。
このような現象が見られた場合には、通常のRSIの使い方をしていると大きな損失を被ってしまう可能性があります。
そのためダイバージェンスが発生した場合には、取引を見送るか他のテクニカル分析で判断するようにしましょう!
トレンド相場には気を付けよう!
RSIはレンジ相場で機能するオシレーター系の指標となっていますので、トレンド相場では常にトレンド方向に張り付いたままになっています。
そのため逆方向にポジションを持っていた場合、非常に大きな損失を被ってしまう可能性があります。
このような大きな損失を回避するためにも事前に損切りラインを決めておき、迅速な対応を心掛けましょう!
また、どうしても損切がができない場合には、逆指値の損切注文をあらかじめ入れておくのがおすすめです。
まとめ
今回ご紹介したオシレーター系の指標の「RSI」を使用すれば、レンジ相場での逆張りトレードで効率よく利益を上げることができるでしょう!
また、他のテクニカル分析を組み合わせて使用することで、お互いの弱点を補って損失を最小限にとどめることも可能です。
そして記事後半でご紹介した注意点にも気を付けてトレードすることで、より優位性の高いエントリーポイントを見つけ出すことができるはずです。
これからFXでRSIを利用するのであれば、ぜひ今回の記事を参考にトレードしてみてくださいね!
それでは、今後あなたのFX収益がUPするよう、心より願っております。